ぼくらは知床探険隊 (絵本の泉) - 2 Angebote vergleichen

Lieferung aus: ? 在庫あり。.
Von Händler/Antiquariat, Amazon.co.jp.
   険しい断崖が続く北海道、知床半島の海岸線を、小中学生の少年少女が進んでいく。彼らは羅臼（らうす）町の「ふるさと少年探険隊」。目指すは、さいはて知床岬。急斜面をかけあがり、ザイルで崖をよじのぼり、洞窟で一夜を明かし、むきだしの岩がせまる荒々しい海岸をひたすら歩く、歩く。    本書は、毎年夏休みに行われている5泊6日の知床探険に同行した作者が探険の様子を記録したドキュメント絵本。知床半島の貴重な動植物や暮らしも描かれ、雄大な自然と文化をフィールドワークできるのも魅力だが、なにより驚くのは、この活動を羅臼町が約20年も続けていることだ。主催するのは羅臼町教育委員会と同子供会育成連絡協議会。大人のスタッフが加わり、サポートもしっかりされる野外活動の1つのプログラムとはいえ、子どもたちにふるさと大好き人間になってほしいという気持ちをこういう形で実践していることに頭が下がる。    目の前に現れたクマに、落石に、あまりに美しい満月に、子どもたちの心が大きく揺れる。全身でそれを感じ、やればできるんだと自分の力に気づく。自然の怖さと同時に、大人からそこで生きる知恵も学ぶ。大自然をふるさととする北海道の小中学生だからできることだとは思わない。どこにでも冒険の場所はきっとある。    型染版画という独特の画風も骨太で、知床の雄大な自然がリアルに迫ってくる。1ページ1ページ読み進みながら、探険のワクワク、ドキドキを一緒に味わったら、自分が住む町の自然の中で遊び、いろいろなことを体験してみたい。子どもは学校だけでは育たない、ふるさとの自然の中で育つんだよと、この絵本は語っている。（平山イソラ）, 大型本, ラベル: 岩崎書店, 岩崎書店, 製品グループ: Book, 公開: 2000-07, スタジオ: 岩崎書店, 売り上げランキング: 903877.

Lieferung aus: ? 通常1～2営業日以内に発送.
Von Händler/Antiquariat, ネットオフ.
   険しい断崖が続く北海道、知床半島の海岸線を、小中学生の少年少女が進んでいく。彼らは羅臼（らうす）町の「ふるさと少年探険隊」。目指すは、さいはて知床岬。急斜面をかけあがり、ザイルで崖をよじのぼり、洞窟で一夜を明かし、むきだしの岩がせまる荒々しい海岸をひたすら歩く、歩く。    本書は、毎年夏休みに行われている5泊6日の知床探険に同行した作者が探険の様子を記録したドキュメント絵本。知床半島の貴重な動植物や暮らしも描かれ、雄大な自然と文化をフィールドワークできるのも魅力だが、なにより驚くのは、この活動を羅臼町が約20年も続けていることだ。主催するのは羅臼町教育委員会と同子供会育成連絡協議会。大人のスタッフが加わり、サポートもしっかりされる野外活動の1つのプログラムとはいえ、子どもたちにふるさと大好き人間になってほしいという気持ちをこういう形で実践していることに頭が下がる。    目の前に現れたクマに、落石に、あまりに美しい満月に、子どもたちの心が大きく揺れる。全身でそれを感じ、やればできるんだと自分の力に気づく。自然の怖さと同時に、大人からそこで生きる知恵も学ぶ。大自然をふるさととする北海道の小中学生だからできることだとは思わない。どこにでも冒険の場所はきっとある。    型染版画という独特の画風も骨太で、知床の雄大な自然がリアルに迫ってくる。1ページ1ページ読み進みながら、探険のワクワク、ドキドキを一緒に味わったら、自分が住む町の自然の中で遊び、いろいろなことを体験してみたい。子どもは学校だけでは育たない、ふるさとの自然の中で育つんだよと、この絵本は語っている。（平山イソラ）, 大型本, ラベル: 岩崎書店, 岩崎書店, 製品グループ: Book, 公開: 2000-07, スタジオ: 岩崎書店, 売り上げランキング: 903877.